IZO@青山劇場(1/24 18:00)

話の内容を知ってるから前回よりもっと楽しめた。剛くんの声も最初の方は大丈夫かなと思ったけどやはり最後の方は出でなかったですが、もうそれはしょうがないことなので。
先が読めるために犬みたいに尻尾を振ってかまってもらおうとしてる以蔵を見ているとなんだか切なくなってくる。最初は何もないところから始まって、あれよというまに武市先生について江戸へ行き、京都へ行き、新兵衛というライバルの出現で不安になり、結局最後は何にもなくなってしまった。最初から人であった事に気づかず天ばかりを見てた自分を振り返り、最後に彼は何を思っていたのか。最後は本当に泣ける。個人的には武市たちが土佐へ帰った後からが怒涛の切ないシーンに入っていくんだけど、ミツとの別れのシーンは悲しいなー。そしてそこへ酒を持っていったのが与一というのも…悲しい。結局最初に出てきた3人は遅かれ早かれ全員が死んでしまう。今更だけど坂本さんと神戸へ行ってれば…と思わずにはいられません。でもなー冷静に考えると諸悪の根源は坂本さんな気がしてならない。武市先生が土佐勤王党を率いて…となったのもこの流れで見ると坂本さんのあの助言があってこそ、という印象がするんだけど。歴史ってある角度から見ると全く違って見えるからこわい。
それ以外だとやはり笑って楽しめるシーンがやはり印象に残りやすい。坂本さん登場シーンは歌って踊ってだし、坂本さんや公知公、お鶴さんがいるシーンは笑えるシーンが多いから楽しいなー。坂本さんがきったない格好でやってきた時は恵梨香たんマジ笑いっぽくなってたしww
あ、あと最後の方で新撰組の人が出てくるんだけど、一人だけみょうに咳き込んでる人がいて笑っちゃいました。細かいなー。