読了(097/100)

ミッキーマウスの憂鬱

ミッキーマウスの憂鬱

ディズニーに相当思い入れがある人は読んじゃダメだろうなと思う作品。ここに描かれてる内容がどこまで真実かがわからないけどそれでも夢が壊れるかもしれないようなバックステージ側がメインで描かれてるから相当なドリーマーは控える事をオススメします。通常くらいで好きって人なら普通に大丈夫だと思うけど。
夢を抱いて準社員として派遣されてきた後藤。その彼が消えたミッキーを探すために奔走したりして消えたミッキー事件は解決するんだけど、社員と準社員の確執だったりと格差がはっきりとそこにはあって仕事にもその格差のせいで制約が出てきたりとかなり面倒くさい職場だった。どんな会社もそういった事はあるんだろうけどこの話ではそれがどんな場面でもひっかかって思うように主人公は動けない。めんどうだなーと思いながら読んだけど正直主人公の後藤もちょっとめんどうくさい子ではあるよね。仕事初日から既に働いてる人にタメ口きいてる時点でこいつダメだろうと思ったんだけど。