読了(42/100)

今回も本屋にまつわる謎解きをする杏子と多絵だけど、前回と比べて重めの内容。以前成風堂で働いていて今は故郷の老舗書店に勤めている同僚の店に幽霊騒ぎが起きてそれを調べてくれという事から物語ははじまる。その幽霊騒ぎは四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死にまつわるという事で、その事件について調べていくんだけど、多絵ちゃんが一人でわかっていて杏子は何?って感じなんだけど、まさに自分も杏子のごとく何?という感じ。最終的には謎も解き終わり色々と気にかかってた事についてはわかるけれど、ちょっと暗いというかなんというか。正直前作の方が好きです。