読了(049/100)

ブルーベリー

ブルーベリー

物語の語り手となる「私」が重松さん自身なのかな?と思える短編集でした。連作短編集、って事でいいのかな?
上京や大学時代や子を持った親となった現在まで、あらゆるシーンでの物語。重松さんはジーンとくる作品ばかりだけどこれもそうでした。ふといなくなった人やあの時道が別々になってしまった人や自分のまわりにいた人たちを思い出してる回想的な感じで、どれも最後は問いかけてる風に終わるんだけど、それはみんな同じというか、なんかグサリとくるものもあった。