読了(100/100)

グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパー (角川文庫)

伊坂作品ってスリリングでエキサイティング!
とこう書くと陳腐に見えちゃうけど、やっぱりとてつもなくエンターテインメント性が高いよね。次は?その次は?って先が気になってしょうがない。
伊坂作品ではよく見られる(よね?)複数人の視点で物語は進んでいて。鯨、蝉、槿。そして鈴木。特殊な業界の彼らの人生が交差する瞬間。どきどきしたなあ。特に鯨と蝉のシーンとか、最終的には鈴木が勧誘しようとしていた黄と黒の2人組までもが入り混じってきたり、以外なポイントもよかった。
孝太郎と孝次郎の兄弟が好きだから、鈴木と一緒に寂しい気持ちになったり。
やっぱり伊坂はどれを読んでも楽しめるなあと思うのです。ステキすぎる。