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クドリャフカの順番―「十文字」事件

クドリャフカの順番―「十文字」事件

折木家のお姉ちゃんの察知能力ってすごいよね!お姉ちゃんの壊れた万年筆がわらしべ長者のようにどんどんと転がっていき最後には事件解決の糸口にまで繋がっていくんだから。侮れない。
今回は古典部4人の視点がぐるぐると変わっていきながら話が進むんだけど、千反田さんの「気になります」をグッと我慢する場面とかがあったりで、前作よりおもしろくなってた。推理に関してはホータローがサラッと解いてたからわりとあっけなかった気がしないでもないけど。でも前作よりは好きです。これで彼らの1年生時の文化祭が終わったけど、次はいつ頃のお話になるんだろーと期待大。