読了(59/100)
- 作者: 島本理生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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- 大きな熊が来る前に、おやすみ。
- クロコダイルの午睡
- 猫と君のとなり
短編集。3作品とも共通して男性にくせがありすぎる。女性にも過去に何か心にひっかかっている出来事がある。と、大まかな設定はどれも共通しているような気がする。島本さんの書く傾向ってこんな感じなのかな。ナラタージュもそうだったんだよなー。中でもクロコダイルの午睡はちょっと切ない。これはもうありえなく男がせこいなー。あと主人公の負の感情がすごくリアルというか、自分と彼とその彼女と男友達の4人でご飯を食べた辺りは本当にせつないし理解できる。ナラタージュはあまりそこまでいいと思わなかったけどこれは好きです。