読了(047/100)

ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6

これでしゃばけシリーズの既刊本は読了かな。今回は火事で長崎屋が焼けてそれ以降のお話で構成されている短編集。若だんなが三途の川を渡りかけたり、長崎屋も家事で立て直したり、寛朝のお弟子さん秋英が出てきたり、おたえの婿取り前の話もあったり、松之介さんの縁談だったりと、今回もバタバタと忙しい。最後のお話はすこしさみしいお話で、松之介も栄吉も遠くへ行ってしまうようなそんな若だんなのさみしい心情のせいでこっちも小紅の話はしんみりしてしまった。これはシリーズの中でもすごくおもしろかった。若だんなの優しい人となりのおかげで読んでるとほわーっと優しい気持ちになれる。