読了(015/100)
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: ハードカバー
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大事件の犯人として見えない巨大な敵に仕立て上げられた青柳くんと彼の仲間たち姿。仕立て上げられた青柳犯人説を一視聴者として見た後に青柳くんたちの目線で繋ぎ合わせていくと次々と見えてくる真実。最後までどうなるのかわからなくてドキドキさせられた。どこから青柳くんの人生はこんな流れに乗ってしまったんだろう。こんな事が実際起こったら本気でこわい。必死で生き抜こうとする青柳くんはかっこよかったなー。でも一番魅力的なキャラクターは三浦でした。キルオは飄々としてるしキルオだけど、そんなにイカれたヤツには見えないんだよね。警察の方が、特に小鳩沢とかのがよっぽどおかしい。伊坂さんの次回作にまた期待。