読了(97/100)
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 単行本
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先生の不思議ちゃんぶりといい、先生の家に集まってくる面子の変人っぷりとか、クスリと笑えるくっだらない事ばかりが巻き起こるけどでも楽しい!みたいなお話でした。主人公と一緒で、時にはヒートアップする先生たちの話についていけなくなるくらい、先生ったら我が道を行ってる。漱石なので猫についても出てきて、猫が事件に絡んでたりするんだけど、猫も猫で不思議な猫だし。事件簿といっても事件のほうにそこまで重きをおいていないというか、ああそうだこれ一応ミステリーだったっけ?くらいの感覚なんだけど、おもしろかったです。野球の話とか面白かったなー。金田夫妻が一番ヘンだと思う。