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流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

父であり息子であり夫であり男であり。生きていく上で正解なんて一つじゃないけど、後悔しないで生きてる人なんていないけど、このワゴンでチュウさんと向き合った時間は確実に今までと違う気持ちを呼び起こさせてくれたんだろうな。親ってどこまでいっても自分の親だし大きいものだけれど、親だってこうして生きてきたんだろうなとは理解できるようになるよね、大人になると。ラストではやりなおした事が全て残ってるわけではないけれど確実に新しい自分で残りの人生を生きていける希望に溢れていると思う。楽しいだけではない現実だけどそれでも生きていかなきゃいけないんだもん。