幸福な食卓

公開2日目でこれだけしかお客さんがいないの？と驚いてしまった。そりゃ朝11時なんていう少し早め（？）な時間だったけど、それでもこれだけか、と愕然としてしまった。
映画自体はよかったです。原作と設定がちょっと違ってる部分をどう埋めるのかなと思ったけどうまくエピソードを入れて繋げていたし、無理矢理感がなかった。大事な部分がきちんと収まっててよかった。一つ挙げれば直ちゃんと小林ヨシコの部分がもっと見たかったな。直ちゃんの変化の様があまり映画からは伝わってこなかった。まあ佐和子がメインなのでしょうがないんですが。
個人的には給食のシーンとヨシコが佐和子に会いにくるシーンがすごく好きです。家族じゃないから言える事もあるし、見えることもある。だけど家族は「家族」ですごく目に見えない大事なものがある。タイトル通り大切なシーンは食卓のシーンである事が多いんだけど、食卓にはたくさんの事がつまってたし幸せそうに見えた。
主題歌の「くるみ」が最後にかかってる時にしっかりと歌詞に耳を傾けて聴いてたら、すごくピッタリだった。最後にホントにジーンときた。
唯一問題視してたかっちゃんが中学生役、という点もきちんとクリアしてた。ファンの欲目かもしれないけどきちんと中学生に見えた（笑）お父さんが羽場さんっていうのがピッタリだなと思ったらホントにピッタリだったし北乃きいちゃんもよかったと思う。可もなく不可もなくな「普通」の女の子にちゃんと見えた。